相続の必要書類!? 戸籍謄本の取り方と必要枚数。自分でやりたい相続税申告

query_builder 2020/09/13
相続について/自分でやりたい相続税申告
戸籍

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身内に相続が起こってしまって大変!?ところで戸籍ってどうやって取るの?
この記事では人生では何度も経験はしない相続税についての役立つ情報をお伝えします。

〇相続に必要な戸籍は1種類とは限らない!?

国税庁ホームページには相続税の申告に必要な戸籍として 「被相続人のすべての相続人を明らかにする戸籍の謄本(相続開始後10日以後に作成されたもの)」 という書き方をしていますが、これは結局誰の戸籍なのでしょうか?

  答えは、 「基本は被相続人の戸籍」で
「被相続人の戸籍に載っていない相続人は個別に取る」になります。

〇被相続人の戸籍  
被相続人の戸籍は主に「除籍謄本」をいい、亡くなったことを証明する戸籍です。
これには、いつ誰と誰の間に生まれた子であって、その両親のもとで兄弟が何人いるか、誰と結婚したか、子供が何人いるか、いつ亡くなったかといったことがすべて記録されています。

そのため、相続人や税理士の側としては、養子や隠し子がいないかどうかの確認もここで行います。

〇被相続人の戸籍に載っていない相続人の戸籍  
戸籍は婚姻などにより移りますので、上の「被相続人の戸籍」には載っていない相続人もいらっしゃいます。
その方が生きているかの確認のため、この「相続人の戸籍」が必要な場合もあります。

〇戸籍の取り方  

戸籍は「本籍地」の市区町村役場に請求し、市区町村役場に直接出向くほか、郵送で請求することもできます。

本籍地は現住所と異なることが多いため、あらかじめ確認しておきましょう!!
本籍地がわからない場合は、本籍地の記載がある住民票(被相続人の場合は住民票除票)の写しを取り寄せて確認します。
結婚や転籍などで本籍地が異なる市区町村に移っている場合は、前の本籍地がある市区町村役場にも戸籍謄本を請求する必要があります。

…結構手間です(汗)!!
窓口で一日で終わらせようと張り切って動くと、遡る必要があったりして悲しくなるので、数日かかるものだと割り切ってください。

請求に必要な書類は以下になります。  

・戸籍交付申請書(市区町村ごとに様式が異なる)
・印鑑(シャチハタでなければ認印で大丈夫です)
・本人確認書類(マイナンバーカード・通知カードと運転免許証など)

いろいろなご事情で、代理人が請求する場合は、委任状のほか代理人の本人確認書類も必要です。戸籍交付申請書にはあらかじめ必要事項を記載しておくと手続きはスムーズですが、難しい場合は窓口でどのような戸籍謄本が必要かを伝えると役場の職員さんが教えてくれます。

〇郵送で請求する場合  
郵送で請求する場合には、何が必要なのでしょうか?
窓口での請求に手数料・返信関係の資料を同封します。

具体的には  
・戸籍交付申請書  
・↑に印鑑を押印  
・本人確認書類のコピー  
・手数料として定額小為替  
・返信用封筒  
・↑に切手を挟んでおく
です。

手数料の定額小為替が不足すると、余計なやり取りがある分、取り寄せに時間がかかりますので、少し多めに同封しておくと無難です。返信用の切手についても同様です。
このほか、市区町村役場で請求する場合と同様に、請求者と被相続人の関係が確認できる戸籍、委任状、代理人の本人確認書類のコピーが必要になることもあります。

戸籍は「一人につき一枚きれでは“ない”可能性もある」ので、余分に同封することをおすすめします。

〇戸籍はいつ必要?

これらの戸籍(「被相続人の戸籍」と「載っていない相続人の戸籍」との両方)は、相続に関するたくさんの場面で必要になります。

具体的には  
・相続税の申告  
・不動産の相続登記  
・預貯金などの名義変更( 金融機関によってはいらない場合もあります )  
・相続の放棄( 被相続人と放棄する人の戸籍 )  
・限定承認
です。

戸籍謄本は相続のあらゆる手続きで必要であるほか、誰が相続人になっているかを確認するための大切な資料です。相続のどういった手続きでどういった戸籍謄本が必要なのか把握していただければ幸いです。 家族関係が複雑であったり、平日の日中に時間が取れなかったりと、ご自身で取り寄せることが難しい場合は、司法書士さんなどの専門家に依頼することもできます。( 税理士は資格それだけではダメです(悲) )

家族が亡くなった直後は相続の手続きどころではないかもしれませんが、戸籍謄本の準備はできるだけ早く始めておきましょう。

急ぎになればなるほど、必要となる費用も手間も増えていきます。
準備すればするほど、費用も手間も軽減・分散できます。

相模原市中央区の税理士。梨井俊税理士事務所では、相続税申告ほか生前対策など相続についてのご相談にできる限りわかりやすい言葉でお伝えできるよう心がけています!!


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